学校のシステムを知る理由
自治体と学校のシステム(校務支援・学習の端末・教育データ)を作る・直すときの話です。かえで市(作り物)の市立の学校を例にします。市の仕事の受け方は行政、個人情報の設計は個人情報と設計にあります。
このタブの例
だれが何をするか
市町村立の学校は、市町村が設置して経費を負担し、その教育委員会が管理します。一方、市町村立の小中学校の先生は、都道府県が任命し給与を負担する「県費負担教職員」です(指定都市を除く)。押すと、役目と持つデータが出ます。
1 人 1 台の端末と通信(GIGA スクール構想)
GIGA スクール構想の端末は、更新の時期(第 2 期)に入りました。通信は、学校規模ごとの「当面の推奨帯域」が目安です。学校の帯域を確かめる道具と、端末の更新の補助を計算する道具があります(人数・単価・測定値は作り物)。
帯域を確かめる
端末の更新と国の補助 考え方のヒント
予備機
校務の DX(校務支援システム・指導要録・表簿)
成績・出欠・時数・保健・学籍をまとめる統合型校務支援システムは、ほとんどの学校に入りました。次は、クラウドを前提にした次世代の校務 DX です。指導要録などの表簿には、法令で保存の期間が決まっています。
表簿と保存の期間
教育データの標準(教育データ標準・学校コード・学習 e ポータル)
データの意味をそろえる「教育データ標準」と、学校コード・学習指導要領コード、学習ツールをつなぐ学習 e ポータルの技術の標準があります。学校コードの検査数字は、文の読み方で答えが変わる所があります。下で試してください。
学校コードを確かめる
教育情報セキュリティと個人情報
教育委員会は、文部科学省のガイドラインを参考に教育情報セキュリティポリシーを定めます。情報資産は 4 段階の重要性分類で仕分けます。公立の学校の個人情報には、個人情報保護法の「行政機関等」の規律がかかります。実際の判断は、専門家や公式の情報で確かめてください。
練習: この情報資産は、重要性分類のどれ?
ガイドラインの例示(図表 7)にある情報資産です。Ⅰ〜Ⅳを押すと、答えと理由が出ます。
データの形 考え方のヒント
児童生徒・在籍(年度)・出欠・評価・指導要録・健康診断票・端末・アカウントを分けて持ちます。表と列は一例です。マイナンバーを学校の ID にしない話は行政へ。
落とし穴
学校のシステムで、よく起きることです。年度の切り替え・長い保存・異動と卒業・一斉のアクセス・個人情報の範囲で起きます。
AI 時代の学校
文部科学省の生成 AI のガイドライン(Ver.2.0)は、校務と学習の場面ごとに使い方と注意を示します。先生の校務の負担を減らす使い方は広がる一方、児童生徒のデータの扱いと、評価や支援の判断は人に残します。
練習: この使い方は?
かえで市の学校の場面です(作り物)。押すと、答えと理由が出ます。
チェックリスト
学校のシステムを作る・直すときに確かめたら、チェックを付けてください(この端末にだけ残ります)。考え方のヒント