Field Map中堅エンジニアの地図

銀行のシステムの中心は、口座の残高を正しく増やし減らすことと、銀行の間でお金を送ることです。
あおば商事(作り物)の給与と経費の振込を例に、どこを通って、いつ入るのかを押して試します。

なぜ銀行のシステムを知るか

業務システムは、給与・経費・売上の入金で、必ず銀行とつながります。振込が止まると、社員や取引先のお金が届きません。

銀行のシステムの全体と、業務の言葉

振込は、お客さまの窓口から勘定系、対外接続系、全銀システムを通って、ほかの銀行に届きます。銀行の間のお金は、日本銀行の当座預金で決済します。箱を押すと、何をする所かが出ます。

振込が通る道

    そばにある仕組み

    業務の人と話すときの言葉

    振込の流れ(1 歩ずつ)

    あおば商事の経理の高橋さんが、給与や経費を振り込みます。種類を選んで、歩を押すか「次」で進めてください。だれが何をして、どんなデータが残るかが出ます。

      営業日と振込の着金

      1 件ずつの振込(テレ為替)がいつ入るかは、受け取る銀行が全銀システムにつながっている時間で決まります。平日の昼の「コアタイム」と、夜や土日祝日の「モアタイムシステム」があり、つながる時間は銀行ごとに違います。日付・時刻・受け取る銀行を選んでください(2026 年と 2027 年の祝日で計算。銀行は作り物)。

      受け取る銀行(作り物)

      送る側は、あおば商事が使うこもれび銀行(作り物)。毎日 0:00〜24:00 につながる銀行として計算します。

      預金の利息を計算する

      利息は税を引いて受け取ります。税は国の税 15.315% と地方の税 5% で、どちらも 1 円未満を切り捨てます。利息の計算の決まりは銀行ごとなので、ここでは作り物のこもれび銀行の決まりで計算します。

      利息を受け取る年

      作り物のこもれび銀行の決まり: 1 年を 365 日とする日割りで、利息の 1 円未満は切り捨てる。考え方のヒント

      決まり(銀行法・監督指針・FISC など)

      銀行は免許を受けて営み、システムの安全は金融庁の監督指針と、FISC(金融情報システムセンター)の安全対策基準が土台になります。口座を開くときの本人の確認や、預金の保護の決まりもあります。

      データの形 考え方のヒント

      口座・取引の明細・残高・振込の依頼の表と列の一例です。けた数は、全国銀行協会が決めた振込のファイルの形に合わせています。

      練習: 同じ振込を 2 回しない仕組み 考え方のヒント

      振込の依頼ごとに「依頼番号」を決め、同じ番号の依頼は 2 回目を断ります。場面を押して、番号で断る仕組みの「あり・なし」で何が起きるかを比べてください。

      落とし穴

      銀行とつなぐシステムで、よく起きることです。最初の道具で、振込の名義のカナに使える文字を確かめられます。

      名義のカナを確かめる

      振込のファイルの名義は、半角のカナで書きます。使える文字は、全国銀行協会の形式で決まっています。例を押すか、名前を入れてください。

      どの欄に書くか

      AI 時代の銀行のシステム

      AI で、データを作る速さも、攻撃の速さも上がりました。送る前の照合と承認、渡してよいデータの線引きは、人と決まりのコードで守ります。

      チェックリスト

      銀行とつなぐシステムを見直したら、チェックを付けてください(この端末にだけ残ります)。考え方のヒント