行政のシステムを知る理由
自治体や国の仕事を受ける会社と、行政の手続きにつながる会社のための話です。受託する開発会社「みなと開発(作り物)」が、「かえで市(作り物)」の仕事を受ける場面と、あおば商事(作り物)の手続きを例にします。
国と自治体のシステムの全体
住民の窓口になるもの、行政機関どうしをつなぐもの、自治体の業務と基盤に分けました。押すと、だれが持ち、何をして、どんなデータを持つかが出ます。
マイナンバー制度(番号法)
マイナンバー(個人番号)は、住民票を持つ全ての住民に付く 12 桁の番号です。使ってよい事務は、番号法の別表と、自治体の条例で決まっています。改正のたびに、使える事務が広がっています。
改正で広がった範囲
練習: この場面で、マイナンバーを使ってよい?
あおば商事とかえで市の場面です(作り物)。押すと、答えと理由が出ます。
自治体のシステムの標準化(標準化法)
住民記録・税・福祉など 20 の業務は、国の標準化基準に合うシステム(標準準拠システム)を使わなければなりません。期限に間に合わないシステムは「特定移行支援システム」として、移行を続けます。
特定移行支援システムの数(2026 年 3 月末)
20 の業務を押して見る
標準化対象事務の 20 の業務です(デジタル庁の一覧の順)。押すと、根拠の政令の号と法律、標準仕様書の版(2026 年 9 月 30 日のデジタル庁のページ)が出ます。
行政の仕事を受けるときの決まり
国や自治体の仕事は、一般競争入札などで受けます。公的機関のサイトは JIS X 8341-3:2016 の適合レベル AA が目安で、障害のある人への合理的配慮は法律の義務です。文字は、行政事務標準文字にそろえていきます。
日付の計算(和暦・年度・届出の期限)
行政の書類は元号で書き、お金は 4 月に始まる年度で数えます。届出の期限は、法律ごとに数え方が違います。例を押すか、日付を入れてください。
和暦と年度
届出の期限 考え方のヒント
データの形 考え方のヒント
住民・届出・番号・文字を分けて持ちます。マイナンバーは、使ってよい事務の所だけに置き、ふつうの ID にしません。表と列は一例です。
落とし穴
行政のシステムで、よく起きることです。外字・和暦・年度・住所・手続きの期限は、ふつうの業務システムの感覚では外れます。
AI 時代の行政のシステム
国は、生成 AI を使う推進とリスクの管理を一緒に進めるガイドラインを作り、2026 年に 2.0 版にしました。マイナンバーや要機密情報は、AI に入れる前に決まりを確かめます。
チェックリスト
行政のシステムで確かめたら、チェックを付けてください(この端末にだけ残ります)。考え方のヒント