なぜ電力とガスを知るか
電気やガスを売る会社のシステムは、毎月、全部のお客さまの使用量に料金表と国の制度の単価を当てて請求し、30 分ごとの需要を計画して、計画との差を精算します。単価の効く月が少しずれるだけで、全部のお客さまの請求がずれます。
このタブの例の会社
業界の作り(発電・送配電・小売)
流れの種類を選び、流れを押すと、だれからだれへ何が動くかが出ます。電気は送配電の網を通り、お金と情報は小売の会社を中心に動きます。
制度が変わった年
スマートメーターと 30 分ごとの値
スマートメーターで送配電事業者が計量し、30 分ごとの電力量を小売の会社に渡します。1 日は 48 の値になり、使い方のくせが見えます。
練習: 30 分ごとの値から、使い方のくせを読む 考え方のヒント
あおば商事の倉庫(千葉)の 1 日です(値は作り物)。日を選び、棒を押すとその 30 分の値が出ます。下の 3 つの問いに答えてください。
料金の作りと、1 か月の計算
基本料金・電力量料金・燃料費調整額に、再エネ賦課金を加え、国の支援がある月は値引きします。料金表は作り物ですが、賦課金と支援の単価と、効く月の決まりは実際のものです。
計算してみる: あおば商事の 1 か月の電気料金
拠点と使用月を選び、使用量を変えてください。使用月は、使い始めた日の月です(国の支援の決まりと同じ数え方)。
30 分ごとに合わせる仕組み(同時同量・インバランス)
小売の会社は、30 分ごとの需要の計画を出し、その分の電気を調達します。実際の需要が計画とずれた分は、送配電事業者がその 30 分の単価で補ったり買い取ったりして、精算します。
計算してみる: 計画と実績の差を精算する 考え方のヒント
なのはな電力の東京の区域の、8 月の暑い日の午後です(量と単価は作り物)。計画の数を変えるか、例を選んでください。実績が計画より多い分は払い、少ない分は受け取ります。
契約の切り替え(スイッチング)
あおば商事の大阪支店が、前の電力会社からなのはな電力へ切り替えたときの流れです(作り物)。段を押すと、だれが何をして、何を残すかと、広域機関の送配電等業務指針の決まりが出ます。
業務のシステム 考え方のヒント
小売の会社のシステムの分け方の一例です。箱を押すと、役割・受け取る物と渡す物・よくある失敗が出ます。
ガスで違う所
ガスも、小売・導管・製造に分かれます。保安の分担とメーターの持ち主が、電気と違います。
決まり(電気事業法・再エネ特措法・託送料金)
小売の会社の義務、送配電の中立、料金に入るお金の決まりです。実際の判断は、専門家や公式の情報で確かめてください。
データの形 考え方のヒント
供給地点・契約・30 分の値・単価・請求・切り替えを分けて持ちます。表と列は一例です。表の分け方は Stack Map「正規化」へ。
落とし穴
電気の料金と切り替えのシステムで、よく起きることです。多くは、月の境目と単位で起きます。
AI 時代の電力とガス
需要の予測や問い合わせに AI が入りました。料金の説明の義務と、使用の情報の扱いの決まりは変わらないので、AI に任せる所と任せない所を先に決めます。
チェックリスト
電気やガスの料金と切り替えのシステムを作る・直すときに確かめたら、チェックを付けてください(この端末にだけ残ります)。考え方のヒント