なぜ大事か
給与は、全員に同じ日に届き、間違いがすぐ見つかる計算です。しかも、数字の多くが毎年変わります。
業務の流れ
あおば商事は月末締め・翌月 25 日払いです。「毎月」と「1 年」を切り替えて、箱を押すと中身が出ます。
決まり(法律・料率・税)
分類(払い方の 5 つの原則、社会保険の標準報酬月額と定時決定、雇用保険、所得税の扶養控除等申告書と年末調整、住民税の特別徴収、賃金台帳と明細)を押すと切り替わります。料率と税の式は令和 8 年度・令和 8 年分のもので、協会けんぽ・日本年金機構・厚生労働省・国税庁の本文で確かめました。
計算してみる
1 か月の給与明細を、支給から手取りまで 1 歩ずつ組み立てます。勤怠の時間は勤怠管理の道具で分けた区分です。数字は作り物なので、自由に変えてください。
道具 1: 給与明細を 1 歩ずつ
料率は令和 8 年度の協会けんぽ東京支部と、一般の事業の雇用保険です。標準報酬月額は、本当は 4〜6 月の平均で決まった額(定時決定)を 9 月から使い、昇給などで 2 等級以上ずれたら途中で改定し(随時改定)、給与からは前月分を引きます。ここでは、わかりやすくするため、この月の総支給で等級を引いています。
道具 2: 源泉所得税を、国税庁の計算例で確かめる
電算機計算の特例(令和 8 年分)の式です。「その月の社会保険料等控除後の給与等の金額」を入れると、税額までの途中が出ます。国税庁の資料の計算例を押すと、資料の答えと同じになるかを確かめられます。
データの形
給与のシステムの肝は、項目ごとの扱いの違いです。同じ手当でも、割増の基礎・社会保険・雇用保険・所得税で扱いが違います。表のマスを押すと、理由と出典が出ます。
よく作る表
落とし穴
給与のシステムで、よく間違える所です。
要件を聞くときの質問 考え方のヒント
給与のシステムを作る・直す前に、お客さま(総務・経理)に聞いておきたいことです。聞き方そのものは要件を決める「聞き方」へ。
AI 時代の給与計算
毎年変わる数字と、重い個人の情報を扱うので、AI の使い方に気をつけます。
チェックリスト
給与のシステムを作る・直すときに確かめたら、チェックを付けてください(この端末にだけ残ります)。考え方のヒント