Compass Map上級エンジニアの地図

ベンダーとは、選ぶ・契約する・管理する・替えるの 4 つを、会社の物差しでそろえて付き合います。
みなと開発(作り物)の人事の SaaS・夜と休日の見張りの会社・AI のモデルの API・受託の協力会社で練習します。

なぜ会社の単位でベンダーを見るのか

ベンダーとの付き合いは、1 つの案件より長く続き、会社のお金とデータと人の仕事を外に預けます。選び方・契約・管理・替え方を案件ごとにばらばらに決めると、相手ごとに約束が違い、困ったときに替えられません。

このタブで使う 4 つの相手(みなと開発・作り物)

お金・契約の形・満了の日は作り物です。決める場は、決める場の決まり(1 回 3,000 万円以上か年 800 万円以上は経営会議、年 300 万円以上かほかのチームを動かすなら設計の会)に合わせました。

選び方

先に足切りの条件と、軸の重みを決めてから、点を付けます。重みは、使う人・お金・守りの立場で違います。下の評価表で重みを動かし、1 位が替わるかを見てください。少しの重みで替わるなら、点ではなく事実(試しの結果・契約の条件)で決めます。交渉で直せる弱さと、直せない弱さも分けます。

道具: ベンダーの評価表(候補・点・重みは作り物) 考え方のヒント

相手

重みの例
交渉

足切りの条件(点を付ける前に確かめた)

    重みは 0〜5 で、− と + で動かせます。緑の列が、いまの 1 位です。

    契約の要所

    会社で契約の型を持つと、相手ごとの約束の抜けが見えます。データの扱い・止まったときの約束・値上げ・やめ方・損害の上限・再委託・知らせの時間を、相手の種類ごとにそろえます。交渉の前に、譲らない線と、代わりに取る物を決めておきます。1 つの案件の契約の形(請負・準委任)と検収は、Field Map にあります。

    練習: 交渉で、譲る所と譲らない所を決める 考え方のヒント

    相手

        多重の委託と管理

        委託の先には、再委託・再々委託があります。だれが何を見て、だれがだれに指示するかを、契約の線と同じにします。守りの評価(委託先から入られないか)はサプライチェーンのタブで扱い、ここでは契約と管理の側から見ます。みなと開発は、協力会社に対しては発注する側です。取引の決まり(取適法・フリーランス法)に当たる取引なら、発注する側の義務を負います。

        練習: 再委託の申し出を審査する 考え方のヒント

        審査で見る所(デジタル庁の標準ガイドラインの 3 つの点と、承認の後)

            替えるとき

            替える手は、選ぶときと契約のときに作っておきます。やめ方(申し出の日数・書き出しの形・消したことの証明)を決め、満了と申し出の期限から逆算して動き始めます。相手から終わりを告げられる場合(モデルの引退・サービスの終わり)は、知らせから終わりまでの日数に、替える手順が収まるかを見ます。クラウドへの移行で SaaS に買い替える(Repurchase)ときの、前の製品の保守や利用の契約のやめ方も同じです。

            道具: 満了から逆算する(日付と日数は作り物) 考え方のヒント

            例

            終わり方

            手順の並び(きょうは 2026 年 10 月 13 日として計算)

            決めたことを残す形

            ベンダーの台帳・評価の記録・交渉で決めたことの記録・替えるときの手順の表です。上の道具と練習のいまの中身が入ります。そのままコピーして、表計算や文書に貼って使えます。

            ベンダーの台帳(契約の列) 考え方のヒント

            相手と持ち主は、サプライチェーンのタブの評価表(9 つ)と同じです。人事の SaaS は 2027 年 3 月までに入れる予定です。「(台帳に書く)」の所は、これから確かめて埋めます。値は作り物です。

            ベンダーの評価の記録(Markdown) 考え方のヒント

            評価表のいまの相手・重み・交渉の前提が入ります。

            交渉で決めたことの記録 考え方のヒント

            交渉の練習のいまの相手の項目が並びます。選んでいない行は「(未定)」です。

            替えるときの手順の表 考え方のヒント

            逆算の道具のいまの例と日数で並びます。

            落とし穴

            ベンダーの選び方・契約・管理・替え方で、よくはまる所です。

            AI 時代のベンダー(AI の相手を選ぶ・契約書を AI で読む・AI で作る相手に頼む)

            AI のモデルや API の相手は、約款で結ぶことが多く、交渉より「使うか」と「手当て」を決める相手です。契約書の下読みは AI で速くなりましたが、判断は人と専門家が持ちます。AI を使って作る委託先には、道具・秘密・成果物・値付けを、先に決めます。

            チェックリスト

            自分の会社のベンダーの選び方・契約・管理・替え方を見直したら、チェックを付けてください(この端末にだけ残ります)。考え方のヒント