Compass Map上級エンジニアの地図

事故のとき、だれが指揮し、どこまで・いつまでに上げるかを、会社で 1 枚に決めます。
みなと開発(作り物)の体制図を組み、11 の事故の例で上げ先を選び、予算と訓練の計画まで作ります。

なぜ会社の単位で体制を決めるのか

事故は、夜にも休日にも、委託先やお客さまの環境でも起きます。そのとき、だれが指揮し、だれが経営に上げ、だれが止めるかを決めていないと、知らせが止まり、判断が遅れます。体制は、人を集めることではなく、役と権限と上げ方を決めることです。

経営・CISO・CSIRT・現場

守りの体制は、経営(決める)・CISO(進めて報告する)・CSIRT(事故を受けて指揮する)・現場(チームの中で守る)と、外の会社でできています。下の道具で、みなと開発(作り物)の 17 の役に人を割り当ててください。抜けている役と、兼ねすぎの所が出ます。

道具: 体制図を組む(抜けと兼ねすぎを見る) 考え方のヒント

形

役と担当(選ぶと、右と下の図が変わります)

体制図(色は見た結果。押すと、その役の行へ移ります)

上げる基準

全部を社長に上げると、本当に重い知らせが埋もれます。上げなければ、止める判断が遅れます。どこまで上げるか(経営・CISO・CSIRT)と、いつまでにかを、決めた基準で選びます。下の 11 の事故の例(作り物)で、上げ先と時間を選んでください。

練習: だれに・いつまでに上げるか 考え方のヒント

みなと開発の上げる基準(作り物。上から順に当てる)

    いつまでに

      見る例

        予算と人

        守りの人は、どの会社でも足りません。全部を社内で持つことも、全部を外に任せることもできません。決める仕事は社内に残し、専門の仕事は外に任せ、外の報告を読める人を社内に置きます。予算は、リスクの台帳の番号と組にして経営会議に出します。

        練習: 社内に残すか、外に任せるか

          道具: 2027 年度の守りの予算(みなと開発・作り物) 考え方のヒント

          入れる物を選ぶ(押すと、入れる・外すが替わります)

            訓練

            決めた体制と上げる基準は、訓練で回してはじめて使えます。短い読み合わせから始め、経営が決める所だけを演習し、見つかったことを宿題にして追います。下の型の表と、みなと開発(作り物)の 1 年の計画を見てください。

            演習と訓練の型(日本シーサート協議会のマニュアルの地図)

            みなと開発の 1 年の計画(作り物。押すと中身が出ます) 考え方のヒント

              決めたことを残す形

              体制表、上げる基準の表、訓練の記録です。体制表には、上の道具で組んだ形が入ります。そのままコピーして、表計算や文書に貼って使えます。

              体制表 考え方のヒント

              「経営・CISO・CSIRT・現場」の道具で選んだ担当と、見た結果が入ります。

              上げる基準の表 考え方のヒント

              訓練の記録(Markdown) 考え方のヒント

              落とし穴

              体制と上げ方で、よくはまる所です。

              AI 時代の体制と上げ方(なりすまし・エージェント・知らせの仕分け)

              AI で、なりすましの声と文が上手になり、攻撃の数も増えます。エージェントは、人より速くデータを変えます。知らせの仕分けは AI に手伝わせても、上げる先と公表は、人が理由を考えて決めます。

              チェックリスト

              自分の会社の守りの体制を見直したら、チェックを付けてください(この端末にだけ残ります)。考え方のヒント