なぜ会社の単位で分割を判断するのか
サービスに分けるかどうかは、コードの整理ではなく、チームの形・配り方・当番・費用・データの整合を何年も決める判断です。分けた境界は動かしにくいので、合図を測ってから決めます。
モノリス・モジュラーモノリス・サービス分割
1 つで作って 1 つで配るモノリス、1 つで配りながら中を境界で分けるモジュラーモノリス、別に配るサービスへの分割。その間には、製品や土台ごとに粗く分ける形もあります。書き方の境界と、配り方の境界を分けて考えると、選べる形が増えます。
表: 4 つの形を比べる 考え方のヒント
名前は、このタブで比べるための呼び方です。下の「分ける合図」の道具は、この 4 つの形のどれが合いそうかを出します。
分ける合図
チームの数、配る時の待ち、境界の分かり方、自動化の力、求めの違い、トランザクション、当番、版。8 つの問いに答えると、合いそうな形と理由が出ます。結論ではなく、話し合いの入り口です。
道具: 8 つの問いに答えて、合いそうな形を見る 考え方のヒント
境界の引き方
境界は、業務の言葉の意味が変わる所で引き、技術の層では引きません。下の練習で、みなと勤怠に経費を足す時に、14 の働きをどのコンテキストに置くか、そして共通の土台(ADR-0011)・勤怠・経費を、どの単位で配るかを決めてください。
練習 1 歩目: 14 の働きを、どこに置くか 考え方のヒント
練習 2 歩目: どの単位で配るか 考え方のヒント
分けた後の費用
分けると、配る単位ごとの手間と器の費用、境界を越える遅れ、整合の手順、版の組み合わせが増えます。下の道具で、配る単位の数を変えて、何がどれだけ増えるかを見てください(値は作り物の目安です)。
道具: 配る単位を増やすと、何が増えるか 考え方のヒント
4 つを並べる(行を押すと、左がその数になります)
決めたことを残す形
境界の台帳、分割の判断の記録(ADR の形)、分ける合図の見張り表です。上の練習と道具で選んだ内容が入ります。そのままコピーして、表計算や文書に貼って使えます。
境界の台帳 考え方のヒント
「境界の引き方」の練習で置いた働きと、選んだ配る単位が入ります。
分割の判断の記録(ADR の形の Markdown) 考え方のヒント
分ける合図の見張り表 考え方のヒント
合図は DORA の測る物から。いまの値と見直す線は、みなと勤怠の作り物です。
落とし穴
モノリスと分割の判断で、よくはまる所です。
AI 時代の分割の判断(書く速さと、エージェントが読む単位)
AI でコードを書く量と速さは増えましたが、分けた後の費用は下がりません。AI のエージェントが読める文脈には限りがあるので、読む単位を境界にそろえると効きます。分け方の案は AI に出させても、決めるのは人です。
チェックリスト
自分の会社の分け方を見直したら、チェックを付けてください(この端末にだけ残ります)。考え方のヒント