なぜ会社の単位で AI の体制とルールを持つのか
AI の道具は安く速く入るので、決めないでいると、チームの数だけ使い方と契約と記録の形が増えます。会社の単位で、決める人・申請の入口・全員に効く決まり・見直しの周期を決めます。目的は止めることではなく、安心して使える範囲を広げることです。
体制と責任者
AI の体制は、司令塔(AI の責任者)・承認する場(経営)・申請の窓口と審査の事務・審査の場・道具の持ち主・使い道の持ち主・法務と人事・外から見る役でできています。下の道具で、みなと開発(作り物)の 9 つの役に、だれを置くかを選んでください。抜け・兼ねすぎ・見る役の独立が出ます。技術の責任者は、ほかのタブで CISO と IT-BCP も持つので、兼ねすぎはその 2 つも数えます。
道具: だれが何を持つか(抜け・兼ねすぎ・独立を見る) 考え方のヒント
9 つの役と担当(押すと、担当が替わります)
使い道の申請と判定
新しい使い道を全部止めて見ると、申請が溜まり、個人の道具に流れます。全部を通すと、お客さまのデータや人の評価に、だれも確かめていない AI が入ります。6 つの問いで、すぐ使ってよい・条件付き・審査に回す、に分けます。下の練習で、みなと開発(作り物)の 12 の申請を仕分け、そのあと道具で問いの答えを変えてみてください。
練習: 12 の申請を仕分ける 考え方のヒント
申請ごとに、仕分けを 1 つ選んでください。「審査に回す」を選んだら、決める場も選びます。
道具: 申請を 6 つの問いで判定する 考え方のヒント
6 つの問い(押すと、答えを変えられます)
12 の申請の、いまの判定(行を押すと、上に出ます)
全社のルール
全員に効く決まりは、道具・データ・権限・人の確認・数字の資料・費用と上限・記録・事故の知らせ・止まったとき・製品の AI・設計の案・法令と方針の 12 に絞ります。中身より先に、はっきり伝わっていることが効きます。下で立場を選ぶと、その人に当たる決まりだけが出ます。
みなと開発の AI の利用の決まり(作り物) 考え方のヒント
見直しの回し方
AI の計画・法令・道具の規約・モデルは、毎年のように変わります。決まった間隔の見直しと、合図が来たときの臨時の見直しの 2 つを、先に決めておきます。下の練習で、8 つの出来事を、どの急ぎで見直すかに分けてください。
みなと開発の定期の見直し(作り物) 考え方のヒント
練習: 起きたことと、見直しの急ぎ 考え方のヒント
決めたことを残す形
AI の使い道の台帳・申請の書式・全社の決まり・体制表・見直しの記録です。台帳と申請の書式には「使い道の申請と判定」の道具の答えが、体制表には「体制と責任者」の道具で選んだ担当が入ります。そのままコピーして、表計算や文書に貼って使えます。
AI の使い道の台帳 考え方のヒント
判定・決める段階・条件は、道具の決まり(作り物)で出しています。持ち主と見直す日も作り物です。
申請の書式(Markdown) 考え方のヒント
道具でいま選んでいる申請が入ります。
全社の AI の利用の決まり(Markdown) 考え方のヒント
AI の体制表 考え方のヒント
「体制と責任者」の道具で選んだ担当と、見た結果が入ります。
見直しの記録(Markdown) 考え方のヒント
落とし穴
全社の AI の体制とルールで、よくはまる所です。
AI 時代の体制とルール(この先の変化と、AI に任せてはいけない判断)
このタブは全体が AI の話なので、ここでは、これから体制とルールの何が変わるかと、AI に任せてはいけない判断に絞ります。エージェントが増えるほど、台帳に載せる物と、人が決める所がはっきりしてきます。
チェックリスト
自分の会社の AI の体制とルールを見直したら、チェックを付けてください(この端末にだけ残ります)。考え方のヒント