なぜ経営の言葉にするのか
技術の責任者が「危ない」「古い」と言っても、経営会議は決められません。起こりやすさと金額と時間にそろえると、予算と人を回すか、受け入れるかを決められます。
リスクの台帳
会社の単位の台帳には、事業を止める物と、案件やチームをまたぐ物を 1 つに並べます。並べ方を変えると、上に来るリスクが変わります。みなと開発(作り物)の 10 件で、並べ直してください。
道具: リスクを「起こりやすさ × 影響の金額」で並べ直す 考え方のヒント
回数と 1 回の損失の地図
年あたりの損失の見込み
年に起こる回数と 1 回の損失を掛けると、年あたりの損失の見込みになります。どちらも見込みなので、少なめ・見込み・多めの幅で出します。リスクを選ぶと、幅の表と、1 回の損失の内訳が出ます。
道具: 幅の表(回数 × 1 回の損失) 考え方のヒント
技術的負債を事業の言葉に
負債の利子を、月の金額と、チームの人日に直します。返す費用と比べると、何か月で取り戻せるかが出ます。今期に返したい負債を選ぶと、経営会議に出す文ができます。
道具: 負債の利子を月の金額にする(みなと開発) 考え方のヒント
負債の台帳(会社の単位)
経営会議への出し方
全部を経営会議に出すと、決められません。大きさで決める場を分け、経営会議には変わった所と決めてほしいことを出します。下の決まりに沿って、10 件の決める場を選んでください。
練習: どの場で決めるか(チーム・設計の会・経営会議) 考え方のヒント
みなと開発の決まり(作り物。上から順に当てる)
決めたことを残す形
会社の単位のリスクの台帳、経営会議に出す 1 枚、受け入れの記録、負債の台帳です。上の道具と練習で選んだ内容が入ります。そのままコピーして、表計算や文書に貼って使えます。
リスクの台帳(会社の単位) 考え方のヒント
並びと範囲は、上の台帳の道具のいまの選び方のままです。決める場は、経営会議への出し方の決まりで出しています。
経営会議に出す 1 枚(Markdown) 考え方のヒント
リスクの受け入れの記録(Markdown) 考え方のヒント
負債の台帳(利子を金額で) 考え方のヒント
落とし穴
リスクと負債を経営に出すときに、よくはまる所です。
AI 時代のリスクの台帳
AI を使うほど、台帳に新しい種類のリスクが増えます。誤り・情報の漏れ・モデルの引退と値上げ・権限を持ったエージェントを、ほかのリスクと同じ物差しで台帳に入れます。AI に台帳を作らせるときの確かめ方も、先に決めておきます。
チェックリスト
自分の会社のリスクと負債の台帳を見直したら、チェックを付けてください(この端末にだけ残ります)。考え方のヒント