Compass Map上級エンジニアの地図

会社の技術の課題を見立て、方針を決め、打ち手を順番に並べます。
みなと開発(作り物)の 3 年を例に、組み立てて、並べ直して、地図にします。

なぜ技術戦略を持つのか

チームごとの正しい判断を足しても、会社として正しいとは限りません。会社の単位で、何に力を集め、何をやらないかを決めるのが技術戦略です。

今の課題の見立て

見立ては、困りごとの一覧ではありません。たくさんの困りごとの元にある、1 つか 2 つの決定的な所を言い当てることです。下の練習で、みなと開発の材料から見立てを選んでください。

練習 1: 材料から、見立てを選ぶ 考え方のヒント

みなと開発の材料(2026 年 10 月・作り物)

    方針と打ち手

    方針は、見立てへの答え方です。何に力を集め、何をやらないかを決めます。打ち手は、方針に沿って、お互いを強め合う行動です。上で選んだ見立てに、方針を 1 つ、打ち手を 3 つまで選んでください。

    練習 2: 方針を 1 つ、打ち手を 3 つ選ぶ 考え方のヒント

    1
    見立て
    2
    方針
    3
    打ち手(3 つまで)

    順番と時期(ロードマップ)

    打ち手を、依存(先に終わっていないと始められない物)と、人の数(同時に進められるチームの数)で並べます。みなと経費を 2027 年度中に出す計画とつないで、いま(2026 年 10 月)から 3 年の順番を決めてください。並べ方は、優先の順に、始められる一番早い月に置く決まりです。

    道具: 3 年のロードマップを並べ直す 考え方のヒント

    人の数
    鎖を短く
    AI

    優先の順番(上ほど先に置く)

      技術の採否の地図

      どの技術を使ってよく、どれを試し、どれを控えるかを、会社で 1 枚の地図にします。Thoughtworks が公開している Technology Radar の説明の型を借りて、みなと開発の地図を作ってください。Thoughtworks の今の Radar の中身は使いません。

      練習 3: みなと開発の地図を作る 考え方のヒント

        みなと開発の技術の採否の地図

        決めたことを残す形

        技術戦略の 1 枚、ロードマップの表、技術の採否の台帳です。上の練習で選んだ内容が入ります。そのままコピーして、表計算や文書に貼って使えます。

        技術戦略の 1 枚(Markdown) 考え方のヒント

        ロードマップの表 考え方のヒント

        いまのロードマップの道具の並びが入ります。表計算に貼ると、列に分かれます。

        技術の採否の台帳(社内用) 考え方のヒント

        BYOR に読ませる形(CSV。5 つの列)

        落とし穴

        技術戦略とロードマップで、よくはまる所です。

        AI 時代の技術戦略

        AI で、作る速さが上がりました。どこが速くなり、どこが詰まるかで、順番の決め方が変わります。戦略の案を AI に出させるなら、確かめ方を先に決めておきます。

        チェックリスト

        自分の会社の技術戦略とロードマップを見直したら、チェックを付けてください(この端末にだけ残ります)。考え方のヒント