なぜ会社の単位で決めるのか
システムごとの目標をいくら決めても、どの業務から戻すかは決まりません。限られた人と時間を、どの業務に回すかを、経営が前もって決めておきます。
業務ごとの影響と時間
業務が止まったときの影響を、時間の流れで見て、止まっていい時間を決めます。みなと勤怠は月末と年末に山があるので、同じ業務でも日付で時間が変わります。日付を選び、8 つの業務の時間を決めてください。お客さまの法令の義務への当てはめは、専門家や公式の情報で確かめてください。
道具: 業務ごとに止まっていい時間を決める(みなと開発の 8 つの業務) 考え方のヒント
時間の横の S〜D は、IT-BCP のガイドラインの復旧の優先度の例(S: 0〜3 時間・A: 1 日まで・B: 3 日まで・C: 1 週間まで・D: 2 週間まで)。見本の時間は作り物です。
戻す順番
上で決めた時間から、戻す順番を出します。共有の部品(ログインと DB・連絡の土台)は、使う業務のいちばん短い時間に合わせて先に戻します。何が起きたかを選ぶと、戻せる見込みと比べて、間に合わない業務とボトルネックが出ます。
道具: 戻す順番を出す(日付と、何が起きたか) 考え方のヒント
▲▼ は、月の 15 日の見本の順番との差。目標の横の S〜D は優先度の例。
計画と体制
だれが発動を決め、だれが代わり、どこに集まり、だれに何を知らせるかを、前もって決めます。サイバー攻撃も、地震と同じ計画に入れます。下の決まりに沿って、5 つの出来事を発動するかどうか選んでください。
体制の見本(みなと開発) 考え方のヒント
サイバー攻撃のときの役(CISO・CSIRT の長と控え・夜と休日の受け)は、セキュリティの体制のタブの体制図(2027 年 4 月の見本)とそろえています。
練習: BCP を発動するか(障害の指揮・発動の準備・発動) 考え方のヒント
みなと開発の決まり(作り物。上から順に当てる)
訓練と見直し
計画は、試さないと動きません。訓練の型を目的で選び、経営陣も入れ、結果を次の年度の予算と一緒に見直します。訓練を選ぶと、試せていない所と、DX 推進指標の設問 28 の目安が出ます。
道具: 訓練の 1 年を組む(2026 年 11 月〜2027 年 10 月) 考え方のヒント
決めたことを残す形
業務ごとの影響と時間の表、戻す順番、連絡の表、訓練の記録です。上の道具で選んだ内容が入ります。そのままコピーして、表計算や文書に貼って使えます。
業務ごとの影響と時間の表 考え方のヒント
日付と時間は、上の「業務ごとの影響と時間」の道具のいまの選び方のままです。
戻す順番(Markdown) 考え方のヒント
訓練の記録(Markdown) 考え方のヒント
連絡の表(作り物) 考え方のヒント
連絡の表は、止まった仕組みの外(紙・別の所・携行カード)にも置きます。
落とし穴
会社の単位の事業継続で、よくはまる所です。
AI 時代の事業継続
AI の API や AI の道具も、止まる部品の 1 つになりました。AI の機能を止まってよい部品にし、開発が AI に頼る度合いを知り、影響の分析や訓練の筋書きを AI で作るときの確かめ方を決めます。非常時のなりすまし(声・動画)への備えも入れます。
チェックリスト
自分の会社の事業継続を見直したら、チェックを付けてください(この端末にだけ残ります)。考え方のヒント