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クラウドへ移すと決めたシステムを、7 つの R のどれで・どの波で移すかを決めます。
受託のお客さまの 12 システム(作り物)で、R を選び、波を組み、移した後の費用を比べます。

なぜ会社の単位でクラウド移行を決めるのか

1 つのシステムを移すのは、案件の仕事です。たくさんのシステムを、限られた人と期限の中で移すには、どれを・どの方法で・どの順に移すかを会社で決め、移した後の費用と、元のシステムを止める日まで決めておく必要があります。

7 つの R

AWS は、移し方を 7 つに分けます。Retire・Retain・Repurchase は、棚卸しの「やめる・残す・置き換える」と同じ話なので、決め方は棚卸しと近代化のタブにまとめました。ここでは、クラウドへの移し方の 4 つ(Rehost・Relocate・Replatform・Refactor)を中心に見て、受託のお客さまの 12 システム(作り物)で、1 つずつ R を選ぶ練習をします。

会社ごとの呼び方の違い

練習: 受託のお客さまの 12 システムで、R を選ぶ 考え方のヒント

    調べ方

    R を選ぶ前に、何が・どこで・何とつながって動いているかを調べ、台帳にします。台帳の情報は、出どころで確かさが違います。道具が見落としやすい依存(夜のバッチ・月末の処理・外の回線)と、ライセンスの決まりを、先に確かめます。

    台帳の 1 行と、情報の確かさ(作り物) 考え方のヒント

    確かさの段は、AWS の手引きの例の表(道具から 30 日以内に取った情報ほど確か、人の記憶や古い文書は確かさが低い)を当てはめた物です。

    移す順番の波

    移すシステムを「波」に分け、順に移します。波は、期限・人の数・依存・お客さまの忙しい時期で組みます。下の道具で、練習で移すと決めた 8 つ(見本の R)を、5 つの波か「波の外」に入れてください。期限に間に合うか、人が足りるか、依存のある物が同じ波か、が出ます。

    道具: 波を組む(日付・人日・決まりは作り物) 考え方のヒント

      移した後の費用

      移す費用(1 回)と、移した後の毎月の費用は、R の選び方で変わります。新旧を並べて動かす月の二重の費用と、使わなくなる機械の残った帳簿の値(このタブでは「除却」の欄に入れます)も入れて、5 年で比べます。「残す」にも、機械の買い替えや引っ越しの費用があります。下の道具で、3 つのシステムを比べてください(1 人日 6 万円。値は作り物)。除却の時期や、会計と税での扱いは、会社の経理と専門家(公認会計士・税理士)に確かめてください。

      道具: R で 5 年の費用を比べる 考え方のヒント

      システム

      並べる月
      移した後

      決めたことを残す形

      移行の判断の表・波の計画・費用の比べ・1 つのシステムの判断の記録です。上の練習と道具のいまの中身が入ります。そのままコピーして、表計算や文書に貼って使えます。

      移行の判断の表 考え方のヒント

      「選んだ R」には、練習で選んだ物が入ります(選んでいない物は空のまま)。

      波の計画 考え方のヒント

      波を組む道具の、いまの並べ方が入ります。

      費用の比べ 考え方のヒント

      移行の判断の記録(Markdown。1 つのシステム) 考え方のヒント

      費用の道具で選んでいるシステムの記録が入ります。番号 MG-2026-NN は作り物です。

      落とし穴

      クラウド移行の戦略で、よくはまる所です。

      AI 時代のクラウド移行(調べの速さ・AI の基盤の置き場所・判断は人)

      AI のエージェントが、台帳づくり・依存の発見・波の案・コードの直しを手伝うようになりました。速くなった分、AI の答えの確かめ方を先に決めます。AI の基盤(GPU や AI のサービス)にも、置き場所の制約と期限があります。どの R で移すかを決めるのは、人です。

      チェックリスト

      自分の会社のクラウド移行の計画を見直したら、チェックを付けてください(この端末にだけ残ります)。考え方のヒント