なぜスキルシートの読み書きを学ぶか
スキルシートは、エンジニアの経歴を客先に伝える書類です。営業は、読んで案件と合わせ、書いて直し、確かめて渡します。中身は個人情報で、客先にとっては「この人たちに任せられるか」を決める材料です。1 行の書き方で、本人の信頼も、会社の信頼も変わります。
読み方(工程・役割・規模・期間)
スキルシートは、技術の名前より先に、4 つの軸で読みます。どの工程を、どの役で、どのくらいの規模で、どれだけの期間やったか。技術の名前の意味は、Stack Map の各タブにあります。
1 行の読み方の例(山口の案件・作り物) 考え方のヒント
期間は「いま」を 2026 年 10 月として数えています。
書き方と盛らない線
書くのは本人、直すのは営業、という分け方が多いでしょう。営業が直すのは、読みやすさと、渡してよい物かどうかまでです。経験を足したり、年数を増やしたりはしません。載せない個人情報と、前の客先の秘密も決めておきます。
考え方のヒント
確かめる質問
スキルシートの 1 行は、聞けば広がります。具体的な場面を聞くと、本当にやった人は細かく話せます。確かめるのは本人からで、技術の深さは技術営業の村上に頼みます。下の練習で、渡す前の下書きの怪しい所を探してください。
練習: 見本のスキルシートの怪しい所に印を付ける 考え方のヒント
決めたことを残す形
直した後のスキルシートのひな形、渡した記録の台帳、同意の取り方の文です。そのままコピーして、文書や表計算に貼って使えます。
スキルシートのひな形(Markdown・直した後の山口の例) 考え方のヒント
渡した記録の台帳 考え方のヒント
社内だけで持つ台帳なので、本人の欄は名前で書いています。値は作り物です。
同意の取り方の文(メールのひな形) 考え方のヒント
{ } の所を、案件ごとに書き換えます。
落とし穴
スキルシートの読み書きと受け渡しで、よくはまる所です。
AI 時代のスキルシート(AI で整える・AI に入れない物・AI の答えの確かめ方)
下書きの整形や要約は、AI で速くなりました。その分、本人と確かめる時間を取ります。個人データと客先の秘密を AI に入れる前の線と、AI に任せない判断を決めておきます。
チェックリスト
自分の会社のスキルシートの書き方と渡し方を見直したら、チェックを付けてください(この端末にだけ残ります)。考え方のヒント