なぜ面談の進め方を決めておくか
SES の営業では、客先とエンジニアが会う「面談」「顔合わせ」がよくあります。ただ、契約が派遣か準委任か請負かで、客先が人を選んでよいかの決まりが違います。聞いてはいけない質問もあります。先に流れと線を決めておくと、エンジニアも会社も守れます。
流れ(前・当日・後)
面談は、前の準備・当日・後の 3 つに分けます。前に客先と「何を話す場か」をそろえ、本人に説明します。当日は営業が同席して進め、後で結果を本人に伝えて記録します。下の流れは、かけはしテック(作り物)の決まりの例です。考え方のヒント
聞いてよいこと・いけないこと
聞いてよいのは、仕事を進めるのに要ること(経験した仕事・技術・進め方・働く条件の確かめ)です。本人の適性と能力に関係の無いことは聞きません。厚生労働省の公正な採用選考の考え方は、採用の場面の決まりですが、客先の面談でも考え方のヒントになります。
練習: 面談の質問を、よい・注意・だめに分ける 考え方のヒント
みなと開発(作り物)の案件 A(勤怠の SaaS の、別のチーム)との面談です。客先の担当者から出た質問を、そのまま聞いてよいか(よい)、言い換えや引き取りが要るか(注意)、聞かないか(だめ)に分けてください。
派遣の事前の面接の決まりと、準委任の面談の注意
派遣と、準委任・請負では、決まりの形が違います。派遣は、事前面接など「派遣労働者を特定することを目的とする行為」の決まりが、法律と指針にあります。準委任・請負は、客先が人の配置に関わると、実態として派遣(偽装請負)と判断されうる、という形で効きます。どちらも、実際の判断は専門家や労働局で確かめます。
派遣(かけはしテックはしない)
準委任・請負(かけはしテックの主な契約)
準委任の面談で、偽装請負に見えないための線(かけはしテックの例) 考え方のヒント
決めたことを残す形
面談の前に客先とそろえるメモ、面談の記録、聞いてよいこと・いけないことの早見表です。そのままコピーして、メールや表計算に貼って使えます。
面談の前のメモ(Markdown) 考え方のヒント
面談の記録(Markdown) 考え方のヒント
聞いてよいこと・いけないことの早見表 考え方のヒント
落とし穴
客先との面談で、よくはまる所です。
AI 時代の面談(録音と AI の議事録・AI で作る質問・AI に評価させない)
オンラインの面談では、録音・文字起こし・通訳が AI で簡単になりました。使う前の了解と、AI に入れる物の線、AI に任せない判断を決めておきます。
チェックリスト
自分の会社の面談の進め方を見直したら、チェックを付けてください(この端末にだけ残ります)。考え方のヒント