Bridge Mapエンジニアと働く人の地図

頼みごとは「範囲の中・変更・別の契約」に分けてから受けます。変更は、書面で影響を見積もり、双方で決めます。
かけはしテック(作り物)の準委任と請負の案件で練習します。

なぜ変更と追加の扱いを決めておくのか

システムの仕事では、作っている途中で頼みごとが増えたり変わったりします。受け方を決めていないと、費用・期間・品質と、だれが決めたかがあいまいになり、もめます。発注する側にも、受ける側にも責任があります。

このタブで使う 4 つの案件(かけはしテック・作り物)

単価・精算幅・終わる時期は、かけはしテックの作り物の値です。あおば商事の行は、発注する側の立場で練習するための「もしも」の例です。

変更の頼み方と受け方

頼みごとは、書面で、受ける側の窓口(管理責任者)に出します。客先が作業する人に直接頼むと、窓口を飛ばして条件が変わり、契約の形によっては偽装請負にもなります(実際の判断は、専門家や公式の情報で確かめてください)。受けたら、まず 3 つに分けます。下の練習で、11 の頼みごとを分けてみてください。

練習: 頼みごとを、範囲の中・変更・別の契約に分ける 考え方のヒント

      影響の見積もり

      変更してよいかは、影響を見てから決めます。モデル契約は、受け取った側が「変更管理書」に、費用・日程・契約の条件への影響を書くとしています。足す作業だけでなく、テストのやり直しや、人の予定まで見ます。

      例: こはく物流の「監視の知らせを、チャットにも送る」の影響(請負。数字は作り物) 考え方のヒント

      契約と費用

      変更が費用や期間に響くなら、契約を書面で変えてから確定します。IPA のモデル契約の手続きは、次の 5 つの段です。取適法に当たる取引では、追加の作業の費用を発注する側が持たないと、法に反するおそれがあります。当たるかの実際の判断は、専門家や公式の情報で確かめてください。

      モデル契約の変更の手続き(第 33・34・37・38 条)

        決めたことを残す形

        変更提案書・管理書のひな形、頼みごとの台帳、影響の見積もりの表です。台帳には、上の練習のいまの分け方が入ります。そのままコピーして、表計算や文書に貼って使えます。

        変更提案書・管理書(Markdown。IPA の参考文書 13 と第 37 条の 8 つに合わせた) 考え方のヒント

        例は、こはく物流の「チャットにも知らせる」です。番号・日付・人日・単価は作り物です。

        頼みごとの台帳 考え方のヒント

        「分け方(自分)」は練習で選んだもの、「見本」と「次の手」は答え合わせの後に出ます。

        影響の見積もりの表(空のひな形) 考え方のヒント

        空いた行が、見落としの合図です。

        落とし穴

        変更と追加の扱いで、よくはまる所です。

        AI 時代の変更と追加(影響の下書き・入れない線・値付け)

        AI は、頼みごとの文から影響の下書きを速く出せます。ただし、範囲・費用・契約・法令の判断は、契約書の原文と人が持ちます。法令の実際の判断は、専門家や公式の情報で確かめます。「AI で速くなったから安く」という頼みも増えるので、数字で協議します。

        チェックリスト

        自分の案件の頼みごとの受け方を見直したら、チェックを付けてください(この端末にだけ残ります)。考え方のヒント