Bridge Mapエンジニアと働く人の地図

RFP(提案依頼書)は、頼みたいことと選び方を、全部の候補に同じ形で伝える文書です。
こはく物流(作り物)のトラックの予約のシステムの RFP で、抜けを見つけ、評価の表と質問の台帳で選びます。

なぜ RFP を書くのか

RFP に書いていない要件は作られず、RFP で求めた条件も契約に移さないと効きません。何を頼み、何で選ぶかを、発注する側が先に決めて、全部の候補に同じに見せます。

このタブの例(こはく物流・作り物) 考え方のヒント

日付・台数・時間・会社の数は作り物です。A 社・B 社・C 社は、ほかの地図の会社とは関係ありません。

RFP に書くこと

IPA のモデル契約は、RFP に書くことを 7 つの柱に分けています。国の調達仕様書の項目も、ほぼ同じ所を求めます。下の練習で、こはく物流の下書きの抜けを見つけてください。項目ごとに「書いてある・あいまい・抜けている」を選び、答え合わせを押します。

練習: RFP の下書きから、抜けを見つける 考え方のヒント

      評価と選び方

      点を見る前に、足切り(満たさないと外す条件)と配点を決めて、RFP と一緒に出します。価格は 5 年の費用で比べ、技術は責任者のプレゼンと質疑で確かめます。重みで 1 位がどう替わるかの道具は Compass Map にあります。

      こはく物流の評価の表(配点は作り物) 考え方のヒント

      技術 70 点・価格 30 点で、合わせて 100 点です。足切りを 1 つでも満たさない提案は、点を付けずに外します。

      質問と回答

      質問の受け方と期限を RFP に書き、提案に効く答えは全部の候補に同じ文で送ります。答えで RFP を直したら、版と日付を上げます。下はこはく物流の台帳の例です。

      質問と回答の台帳(こはく物流・作り物) 考え方のヒント

      質問した会社の名前は、台帳の外(担当の手元のメモ)にだけ残します。

      決めたことを残す形

      RFP の目次・抜けの直し表・評価の表・質問と回答の台帳です。そのままコピーして、文書や表計算に貼って使えます。

      RFP の目次のひな形(Markdown) 考え方のヒント

      中身の例は、こはく物流の直した後の文です。自分の案件の文に置き換えます。

      抜けの直し表 考え方のヒント

      練習でいま付けている印が入ります。答えと直す中身は、答え合わせの後に出ます。

      評価の表 考え方のヒント

      質問と回答の台帳 考え方のヒント

      落とし穴

      RFP の書き方とベンダーの選び方で、よくはまる所です。

      AI 時代の RFP とベンダー選び(下書き・提案の確かめ・AI を組み込む頼みごと)

      RFP の下書きも提案書も、AI で速く整うようになりました。会社の現況を書くこと、個人情報と客先の秘密を入れないこと、採点と選ぶ理由を人が持つことは変わりません。AI を組み込むシステムを頼むなら、データの扱いと完成の条件を RFP に書きます。

      チェックリスト

      自分の RFP とベンダーの選び方を見直したら、チェックを付けてください(この端末にだけ残ります)。考え方のヒント