Money Elements / 08 権利・ブランド・知識
71Pt特許

特許

新しい技術の特許を取り、他社に使わせて、製品の数や売上に応じた実施料をもらう。

難しさ ★5伸びしろ 大許認可 不要

お金・モノ・情報の流れ

お金(¥) モノ・サービス 情報・データ 人の動き

難しさの内訳

始める壁5 黒字になるまで5 競争の激しさ4 まとめると★5(伸びしろ 大)

考え方のヒント:特許を取る費用と手間が大きく、他社が本当に使いたくなる技術でなければ収入にならない。侵害を見つけて交渉する負担も重い。

しくみ

だれが払う:その特許の技術を、自分の製品やサービスに使いたい会社。
何に払う:特許の技術を、決めた範囲で使える許可(実施権)。
いつ払う:契約時の一時金に加えて、製品の出荷数や売上に応じて四半期ごとなどに払う形が多い。

有名な例

Qualcomm携帯電話の通信に欠かせない自社の特許を、端末メーカーに使わせている。メーカーは売った製品に応じた使用料を四半期ごとに払う。
出典:Form 10-K 2025(Qualcomm 年次報告書・米 SEC) ↗
InterDigital研究で生まれた特許を、製品メーカーやサービス提供者に使わせ、得た収入を研究に再投資している。
出典:Licensing(InterDigital 公式) ↗

小さく試すなら

  • 自社の技術で、他社も使いそうなものを書き出す
  • 特許庁の公開情報で似た特許がないか調べる
  • まず 1 社と使い方を限った契約を結ぶ

考え方のヒント

つまずきやすい所

  • 特許法では出願から 20 年で権利が終わる(期間を意識する)
  • 特許を取る前に内容を公表すると、取れなくなることがある
  • 使わせた先の売上の報告が正しいか見張る手間がある

AI 時代の変化

  • AI で似た特許を探す作業が速くなり、出願前の調べが楽になる
  • AI を使った発明が特許になるかの考え方が、国ごとに整理されつつある
  • AI で他社製品が特許を使っていないか調べやすくなる

組み合わせやすい元素

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