Money Elements / 07 貸す・使わせる
60Liライセンス

ライセンス

ソフトや技術を使う権利を他社に売り、使用料やライセンス料をもらう。

難しさ ★4伸びしろ 大許認可 不要

お金・モノ・情報の流れ

お金(¥) モノ・サービス 情報・データ 人の動き

難しさの内訳

始める壁4 黒字になるまで4 競争の激しさ3 まとめると★4(伸びしろ 大)

考え方のヒント:売れる技術や権利を自分が持っていることが前提で、そこまでが長い。権利を守り、使う先を見張る手間も続く。

しくみ

だれが払う:その技術やソフトを自分の製品やサービスに組み込みたい会社。
何に払う:技術やソフトを、決められた範囲で使える権利(権利そのものは渡さない)。
いつ払う:契約時の初期料金に加えて、製品を出荷した数や売上に応じて使用料を払う形が多い。

有名な例

Arm自社の CPU 設計などの技術を、チップを作る会社に使わせている。年額で幅広く使える形と、使った技術にだけ払う形があり、どちらも製品が出荷されたときにロイヤルティを払う。
出典:Flexible Licensing, Boundless Innovation(Arm Newsroom 公式) ↗
Dolby自社の技術を製品に組み込みたいメーカーなどにライセンスを提供している。申請、契約書の署名と初期ライセンス料の支払い、製品の品質テストを経て正式なライセンシーになる。
出典:Licensing(Dolby 公式) ↗

小さく試すなら

  • 使わせる範囲(用途・期間・地域)を先に決める
  • 1 社だけに試しに使わせて、反応を見る
  • 使用料は定額か出荷数に応じてか、2 案を比べる

考え方のヒント

つまずきやすい所

  • 権利を自分が持っていないと、貸すことができない
  • 契約で範囲を決めないと、想定外の使い方をされる
  • 使用料を正しく払っているか、確かめる手間が続く
  • 相手が大きいと、条件を押されやすい

AI 時代の変化

  • AI が製品の中で自社の技術が使われていないか調べ、見落としを減らす
  • AI で作ったものの権利が誰にあるかが、新しい論点になる
  • AI のモデルや学習データを使わせる形のライセンスが増える

組み合わせやすい元素

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