Money Elements / 09 お金で稼ぐ
80Bn後払い

後払い

買ったあとで払えるようにし、お店から受け取る手数料や、支払いが遅れたときの費用などで稼ぐ。

難しさ ★5伸びしろ 大許認可 業種による

お金・モノ・情報の流れ

お金(¥) モノ・サービス 情報・データ 人の動き

難しさの内訳

始める壁5 黒字になるまで4 競争の激しさ5 まとめると★5(伸びしろ 大)

考え方のヒント:お店への代金を先に立て替えるので元手が要り、払ってもらえない(貸し倒れ)リスクを抱える。審査の精度と、お店・利用者を集める力が両方いる。

しくみ

だれが払う:主にお店(商品の代金から手数料を払う)。買う人は、期限までに払えば手数料がかからない形も多い。
何に払う:買う人にとっての「あとで払える」安心と、お店にとっての売上の増加や代金の回収の代行。
いつ払う:買い物のたびに、お店が代金の一定割合を手数料として払う形が多い。遅れた支払いに別の費用をとる形もある。

有名な例

Paidy(ペイディ)翌月まとめて払える「あと払い」サービス。公式の事業者向けページに、加盟店は初期費用も月額使用料もなく、必要な費用は決済手数料のみと書いている。
出典:事業者の方へ(Paidy 公式) ↗
NP後払い(ネットプロテクションズ)商品が届いてから払える後払い決済。公式の料金のページに、お店が払う決済の手数料と、1 取引ごとの請求書の費用が載っている。
出典:料金(NP後払い 公式) ↗

許認可

後払いの仕組みによって要る登録が変わる。カードや ID などで買い物をさせ、代金を立て替えて、あとから利用者に払ってもらうしくみは、割賦販売法の「包括信用購入あつせん」にあたり、第 31 条により経済産業省の登録が要る。ただし、買った日から 2 か月を超えない範囲で払ってもらう形は、この定義から除かれている(同法第 2 条第 3 項)。カードなどを使わず、特定のお店との取引ごとに立て替える形は「個別信用購入あつせん」で、第 35 条の 3 の 23 により登録が要る(同条第 4 項)。極度額が政令で定める額以下の包括信用購入あつせんには「少額包括信用購入あつせん業者」の登録の道もある(第 35 条の 2 の 3)。

出典:割賦販売法 第2条・第31条・第35条の2の3・第35条の3の23(e-Gov 法令検索) ↗ 出典:クレジット取引(経済産業省) ↗

小さく試すなら

  • 後払いの期間を決め、2 か月以内で済むか確かめる
  • 小さな金額と少数のお店で、貸し倒れ率を見る
  • 登録が要る形かを、経済産業省の窓口で聞く

考え方のヒント

つまずきやすい所

  • 後払いの期間や仕組みしだいで、割賦販売法の登録が要る形になる。2 か月を超える形や、カード・ID で買わせる形は要注意(同法第 2 条第 3 項・第 4 項、第 31 条)
  • 代金は先にお店へ払うので、払ってもらえない分は自分の損になる。利用者が増えるほど、審査の甘さが赤字に直結する
  • 少額を何度も後払いにして、払う力を超える人が出る心配がある。登録事業者には、払える見込みの調査などの決まりがある(同法第 30 条の 2 など)

AI 時代の変化

  • AI が利用者の払える見込みを細かく予測し、審査を速く、貸し倒れを少なくできる
  • 不正な利用(なりすまし)を AI で見つけやすくなる反面、AI を使った詐欺も増える
  • 審査に AI を使うとき、断った理由を説明できる体制が求められる

組み合わせやすい元素

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