Money Elements / 09 お金で稼ぐ
79Is保険

保険

多くの人から少しずつ保険料を集め、事故などが起きた人に保険金を払い、集めた差額と運用で稼ぐ。

難しさ ★5伸びしろ 大許認可 要る

お金・モノ・情報の流れ

お金(¥) モノ・サービス 情報・データ 人の動き

難しさの内訳

始める壁5 黒字になるまで5 競争の激しさ4 まとめると★5(伸びしろ 大)

考え方のヒント:免許や、支払いに備える大きな資本が要る。事故の起きやすさを統計で見積もる力が必要で、見込みが外れると赤字になる。黒字までに年数がかかる。

しくみ

だれが払う:病気・事故・火事などの損失に備えたい個人や会社(加入者)。
何に払う:もしものときに保険金が出るという約束(備え・安心)。
いつ払う:契約したあと、毎月や毎年など決めた間隔で保険料を払い、事故が起きたときに保険金が出る。

有名な例

ライフネット生命保険生命保険会社の収益力を表す基礎利益を、死差益(保険金の支払いの想定と実際の差)・費差益(事業費の想定と実際の差)・利差益(運用の想定と実際の差)の三利源に分けて説明している。
出典:基礎利益(ライフネット生命 IR 用語集・公式) ↗

許認可

保険の引受け(保険料を集めて、決めた事故のときに保険金を払う約束)を仕事(保険業)として行うには、保険業法第 3 条により内閣総理大臣の免許が要る。免許は生命保険業と損害保険業の 2 種類で、同じ者が両方は受けられない。収める保険料が少ない小規模な事業者が行う少額短期保険業は、同法第 272 条の内閣総理大臣の登録で行える。保険を売るだけの代理店・募集人は、引受けとは別に同法第 275 条などの募集の決まりが適用される。

出典:保険業法 第2条・第3条・第272条・第275条(e-Gov 法令検索) ↗ 出典:免許・許可・登録等を受けている業者一覧(金融庁) ↗

小さく試すなら

  • まず少額短期保険の登録条件を窓口で聞く
  • 保険を売る側(代理店)から始めて学ぶ
  • 対象を狭くし、事故の起きやすさを調べる

考え方のヒント

つまずきやすい所

  • 免許や登録なしに、保険料を集めて保険金を払う約束をすると、保険業法違反になりうる(同法第 3 条)。身内の助け合いでも、人数などの条件で対象になることがあり、事前に確認する
  • 事故が想定より多いと、集めた保険料より払う保険金が大きくなる。大きな災害が重なる場合に備えが足りるかを見積もる必要がある
  • 他社の保険を売る代理店と、自社で引受ける保険会社では、必要な許可も責任も違う。混ぜて考えない

AI 時代の変化

  • AI が事故や病気の起きやすさをこまかく見積もり、人ごとの保険料に近づける動きが進む
  • 事故の写真から支払額を自動で出すなど、保険金の審査や支払いが速くなる
  • AI の見積もりが特定の人に不利になっていないか、説明する責任が重くなる

組み合わせやすい元素

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