Money Elements / 03 技能と時間を売る
28Tk一括おまかせ

一括おまかせ

設計から調達・施工・引き渡しまでをまとめて請け負い、完成した状態で渡して、全体の代金をもらう。

難しさ ★4伸びしろ 大許認可 業種による

お金・モノ・情報の流れ

お金(¥) モノ・サービス 情報・データ 人の動き

難しさの内訳

始める壁4 黒字になるまで4 競争の激しさ3 まとめると★4(伸びしろ 大)

考え方のヒント:全体の責任を一社で負うので、一部の遅れや費用の増えが全部自分の負担になる。大きな案件が多く、実績と信用がないと任されにくい。

しくみ

だれが払う:設計から完成までを、一社に任せたい発注者。
何に払う:完成して使える状態になったもの。部品や工程ごとではなく、全体の結果と責任に払う。
いつ払う:契約時・工事の進み具合・引き渡し時などに分けて払うことが多い。

有名な例

日揮ホールディングスEPC(設計・調達・建設)プロジェクトの遂行を事業にしており、顧客の事業を支える各種プラント・施設を実現していると説明している。
出典:総合エンジニアリング事業(日揮ホールディングス 公式) ↗
千代田化工建設事業計画から設計、調達、建設、試運転、運転・保守までプラントのすべての段階を支える事業を展開し、設計から引き渡しまでを連携して管理するしくみを自社で使っているとしている。
出典:建設(千代田化工建設 公式) ↗

許認可

建設工事を含む場合は建設業法の許可が要る(1 件 500 万円未満などの軽微な工事だけなら不要)。ソフトウェアやシステムだけのまとめ請負には、特別な許可は要らない。

出典:建設業法 第三条(e-Gov 法令検索) ↗ 出典:建設業法施行令 第一条の二(e-Gov 法令検索) ↗

小さく試すなら

  • 小さな案件で、設計から引き渡しまでを 1 件請ける
  • 工程ごとの費用と余裕(予備費)を見積りに入れる
  • 任せる協力会社を 2 社以上、先に見つけておく

考え方のヒント

つまずきやすい所

  • 一部の遅れが全体に広がり、違約金や赤字になる
  • 要望が途中で増え、代金は変わらず手間だけ増える
  • 協力会社の不具合も、発注者には自分の責任になる

AI 時代の変化

  • 設計や図面、見積りの作成が AI で速くなり、小さな案件でも一括で請けやすくなる
  • 工程の遅れや費用の増えを AI で早めに見つけられると、まとめ役の価値が上がる

組み合わせやすい元素

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