Money Elements / 09 お金で稼ぐ
73In利息

利息

お金を必要とする人や会社に貸し、決めた期間ぶんの利息を上乗せして返してもらう稼ぎ方。

難しさ ★4伸びしろ 大許認可 要る

お金・モノ・情報の流れ

お金(¥) モノ・サービス 情報・データ 人の動き

難しさの内訳

始める壁5 黒字になるまで4 競争の激しさ4 まとめると★4(伸びしろ 大)

考え方のヒント:貸すお金の元手が要り、登録などの手続きも重い。返してもらえない(貸し倒れ)リスクを見積もる力と、取り立ての決まりを守る体制がいる。

しくみ

だれが払う:今すぐお金が要る人や、事業・買い物のために借りたい人や会社。
何に払う:お金を一定期間貸す(お金を使える権利)。
いつ払う:貸したあと、決めた日に元本(借りた額)と利息をあわせて、少しずつ返してもらう形が多い。

有名な例

アコム消費者金融として、カードローンなどの貸付けを行っている。公式サイトに、貸金業の登録番号を載せ、利息は「借入残高×借入利率(実質年率)÷365日×ご利用日数」で計算すると説明している。
出典:金利・利息の計算方法(アコム 公式) ↗

許認可

お金の貸付けを仕事(業)として行うには、貸金業法第 3 条により、内閣総理大臣(2 つ以上の都道府県に営業所を置く場合)か都道府県知事(1 つの都道府県だけの場合)の登録が要る。登録は 3 年ごとに更新する。預金を集めて貸す銀行の仕事は、銀行法第 4 条により内閣総理大臣の免許が要る。

出典:貸金業法 第2条・第3条(e-Gov 法令検索) ↗ 出典:銀行法 第2条・第4条(e-Gov 法令検索) ↗ 出典:貸金業関係資料(金融庁) ↗

小さく試すなら

  • 貸す相手と、貸す額の上限を先に決める
  • 貸す側になる前に、登録の手続きを窓口で聞く
  • 貸し倒れで失う額が、手持ちで耐えられるか計算する

考え方のヒント

つまずきやすい所

  • 登録を受けずに、仕事(業)として貸すことはできない。「業として」続けて貸す場合が対象で、貸す相手や金額が小さくても注意が要る(貸金業法第 2 条・第 3 条)
  • 利息の上限が決まっている。利息制限法では、元本が 10 万円未満は年 2 割、10 万円以上 100 万円未満は年 1 割 8 分、100 万円以上は年 1 割 5 分を超える部分は無効(同法第 1 条)。遅れたときの損害金も上限がある(同法第 4 条)
  • 返す力を超えた貸付けの契約は、貸金業者に禁じられている(貸金業法第 13 条の 2)。貸し倒れが続くと、利息収入を上回る損になる

AI 時代の変化

  • AI が過去のデータから返せる見込みを細かく見積もり、審査の速さが上がる
  • AI を使った審査が偏っていないか、説明できる形にする責任が重くなる
  • AI を使った詐欺(なりすまし)が増え、本人確認の工夫が必要になる

組み合わせやすい元素

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